2005年02月06日
マルク、シーレ、ココシュカ
NHK教育で金曜日午後10時〜10時25分から放映している「世界美術館紀行」という番組を、ときどき観ます。1月28日は 「ミュンヘン・愛と青春の芸術革命・レンバッハハウス美術館」
これは最後の3分しか観られませんでした。(再放送も見逃してしまいました)
チャンネルを教育にした瞬間映った絵がすぐにマルクだと気付きました。
フランツ・マルクの絵は、それほど印象的なのです。
番組の最後には美術館近辺のカフェとかレストランを紹介するプチ・コーナーがあるのですが、今回はマルクの絵が載ったケーキやお菓子が紹介されていました。
ドイツの子供はみんなマルクの絵を知っているのだそうです。いい国だなぁー。
マルクは本当に素晴らしい画家です。日本ではあまり有名ではありませんし、彼の作品がまとまって来たことも無いと思います。
彼は第一次世界大戦で戦死しました。でも彼のエスプリは、朋輩パウル・クレーによって継承されたのではないでしょうか。
この翌週2月4日の放送は、ウィーンのレオポルト美術館でした。
ここはなんと言ってもエゴン・シーレです。
僕がシーレに興味を持ったのは、1985年、雑誌FMfanに、ピアニスト、マルタ・アルゲリッチが誌上インターヴューでシーレを絶賛していたのを読んだのがきっかけです。
翌年(86年)には新宿伊勢丹美術館で「エゴン・シーレとウィーン世紀末展」が開催されました。これはいい展覧会でした。
クリムト、ゲルストル、ココシュカ、そして印象的だったのがアルフレート・クービン。
1991-92年には「レオポルト・コレクション」がごっそりBunkamuraに来ました。
番組ではシーレの絵に出てきそうな病気あるいは飢餓でやせ細った少女の写真も出ていました。私たちのウィーンのイメージとは随分違います。
これはまだ再放送が間に合います。土曜の早朝だったと思います。
2月3日のBS「迷宮美術館」ではココシュカの『風の花嫁』がクイズの問題になっていました。「風の花嫁」がクイズの正解で、もともとはココシュカが付けたタイトルがあったそうです。僕はそっちの方は忘れてしまいました。
ココシュカも重要な作家だし、この作品はとても有名なのだけど、テレビで取り上げることは珍しいです。
ネットで調べたら、「風の花嫁」はスイス・バーゼル美術館にあるのだそうです。
ココシュカは1978年に神奈川近代美術館で展覧会があったようです。「風の花嫁」も来たのかもしれません。その頃彼はまだ存命中であった筈。



