2005年06月10日
「世論は雪崩をうって変わる。今、あと一歩のところまで来ている」
石橋克彦氏:
なぜそこまでして、危険な原子力政策を推進しなくてはならないのか、私にはまったくわかりません。
村田光平氏:
もはや昔の軍部と同じで、誰にも止められなくなっているのだと思います。あまりにも多くの人が原発に生活を頼らざるをえなくなってしまっている。戦争によって300万人の死者を出して軍部は解体しましたが、浜岡の原発事故では、最悪の場合、死者は2500万人にもぼるとの、京都大学原子炉実験所の小出裕章氏の試算もあります。
とにかく、マスメディアの原子力タブーをつき崩して、原発の危険性を多くの人に知らせていかないといけません。最近ではインターネット新聞などが、原発の問題を大きく扱うようになってきました。国策を変えていくのは、世論の力です。世論が脱原発に変わっていけば、マスメディアも無視できなくなるでしょう。世論が変わるときは雪崩をうって変わる。いま、あと一歩のところまで来ていると思います。
原子力政策を旧日本軍に喩えるのはリアルで不気味です。
「もんじゅ」や「六ヶ所再処理工場」は「戦艦大和」でしょうか?
最後に村田氏は、こう結んでいます。
チェルノブイリの事故の後、日本では原発が22基もつくられている。米国でもヨーロッパでも、こんなことはありません。しかも、日本が世界にも類のない地震国であり、津波大国であるにもかかわらずです。
石橋さんのお話をうかがって、ますます破局の到来が現実の問題に感じられます。おかしなことが行われていることに、日本の国民が早く気づかないといけない。そうでないと、ほんとうに終わりですよ。



