2005年11月08日

縦の会

先週の土曜日、中学・高校時代の後輩のウエディング・パーティーがあった。後輩とはいってもたしか7つか8つも年下である。
ぼくの中高のクラブは縦の繋がりが今でも強く、ときどき集まったりするメンバーも、現役中にいっしょにやっていなかった人が多い。ぼくは三島由紀夫の「楯の会」をもじって「縦の会」と呼ぼうとしているのだが、だれも分かってくれない。(分からない方が健康かも。)
なかなか面白いコミュニティで、腹の底から笑い合うことができる数少ない仲間たちである。
結婚したコは中1の頃から知っているので、妙な感慨があった。
きれいな“髪の分け際”はあの頃のままだった。
好きな匂いが合う人とは遺伝子的にも相性がいい、という話を彼女としたことがあった。だんな様はどうなのでしょう?

ちなみに僕が好きな匂いは工事現場のコンクリートの匂いである。誰かいたら紹介してほしい。ちなみに女優の黒木瞳も、その匂いを嗅ぐと、とろけそうになってしまう、とラジオで語っていた。どこかで出会っていたら良かったであろうに。。。

・きょう聴いているCD、読んでいる本
石原江里子 月に願いを
先日も紹介したが、このひとの歌うジョビンの Don't Ever Go Away が、やっぱりよい。この人もそれほどうまいというわけではないのだけど、ジョビンの曲というのは、こんな人に“素”で歌われると、妙に良かったりする。
鈴木重子の“How Insensitive”もよかった。そういえばアストラット・ジルベルトがその元祖だ。

・きょうの新聞記事やウェブサイトについて
禁煙治療に保険適用へ
いままで禁煙外来というと、1カ月あたり3万〜4万円かかっていたそうだ。
喫煙する方はこう言うと嫌がるけど、喫煙は中毒にならなければできない一種の病気である。そういうことが、認められたということだろう。
政府は喫煙の免許を一度だけ発布し、新しい喫煙者を出さないようにすべきだ。

ただし、喫煙者の方が頭が冴えていて明るくて元気がある。ぼくのように煙を怖がっているような嫌煙家の方が暗くて元気がなくて顔色も悪い。思考も鈍い。これについては後日述べたいと思う。

・その他
特になし

・きょうの酒と肴
菊正宗(燗)2合、まぐろの頬肉


きょうの講義

・児童サーヴィス論 R.S.先生
ちびくろさんぼのはなし。フランク・ドビアスの絵で日本で再出版。瑞雲舎。昔は「岩波子どもの本シリーズ」だった。
「ファンタズィー」とは。佐藤さとるによると、人間の心の内側に入り込んで描く文学の原点。複雑な人間を心の中にすっぽり入って描く。
図書館の運営について。
子どもは読みたいものを選ぶ自由を持っていない。そして子ども時代は特別な時代、特別な意味を持つ。そして実は子ども時代は短い。図書館員はこれらのことを認識していなければいけない。
作品の評価だけでなく、蔵書に加えるかどうかの価値の判断が必要。

・障害児教育論 T.H.先生
今後の特別支援教育のあり方について
すべての子どもに普通学級の席(籍)を持たせる。障害学級を無くし、特別支援教室をすべての小中学校に持たせる。
盲聾養護学校を統合し特別支援学校へ。障害種にとらわれない学校設置を制度上可能にする。
あるいは、障害じゃなくても個別的に問題や障害のある生徒を救ってゆく制度をこの枠内でできないか、という案も浮上中。

・協同組合学 Y.N.先生
イギリス「社会的企業局」について
公的サーヴィスを非営利組織に担わせる。社会的企業が公的サーヴィスに結びつけるようにするのが仕事のひとつ。助成金が約3年無利子で出るのだが、依存を避けるよう指導する。
コミュニティが必要としている所に営利が出る。しかし協同組合は営利企業に負ける。Managementとは「うまくやること」の意味。

・教育行政学 A.M.先生
我が国の教育行政の歴史と特徴
自由民権運動のなかで民間・個人から出てきた憲法案は60〜70におよぶ。
与謝野晶子は評論活動もすごかった。教育委員会を設置し、父母からそれを選挙で選出しなさい、と言っている。
昔の憲法では「修身」が筆頭教科だった。
学校体系は戦前は複線型で軍隊系の独立した体系があった。戦後は単線型。
1972「学制」は画一的。フランスモデル。213章におよぶ膨大なもの。序文は教育の機会均等や教育投資論などが掲げられている。「投資論」は国の出費を否定するもの。
明大ウラの御茶ノ水(錦華)小学校は学制発布後すぐできた。夏目漱石も通っていた。
参考:http://www.ochanomizu-e.ed.jp/

・地域開発論 H.Y.
官僚と諮問委員会(有識者会議)との結びつき。官庁のしくみ。
80年代の各省庁による「地域情報化」政策。
70年代の「地域情報システム」とは、主に役所にコンピュータが入ることにすぎなかった。ただし、戸籍の電算化は漢字の扱いが大変だった。


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