2005年12月08日
原子力ミニコラム 第38回
中部電力は、原子炉建屋は低重心構造で地震に対しても安定した構造になっていると言っているが、最上階には2400〜3000トンの燃料プールがある。低重心ではない。
写真はNHK静岡のもの。浜岡4号の使用済み燃料プール。
定期検査の最中は、仮置きプールも満杯になるので、さらに高重心になる。
しかも大地震の時は大きく波うち、構造物とずれた不安定な揺れ方をするはずである。水もあふれるだろう。
使用済み燃料プールというものは、ただ燃料を置いてあるだけではない。
ここで冷えるまでの数年間、冷却水を循環させ冷却しているのだ。
水が抜けたり、冷却装置が止まればふたたび臨界してしまう。原子炉内の燃料に準じて危険なものなのである。




