2006年02月03日
原子力ミニコラム 第73回
写真は青森県六ヶ所村にある日本原燃ウラン濃縮工場。(赤いラインの入った建物)
今では日本で唯一の施設である。
ウラン濃縮とは、天然ウランの中に含まれる、核分裂しやすいウラン235を濃縮する工程である。
天然ウランにフッ素を化合させ六フッ化ウランにし、加熱し気化させる。それを遠心分離器にかけると、わずかに重いウラン238(劣化ウラン)と分離できる。濃縮された六フッ化ウランは、別の工場で二酸化ウランに転換され核燃料となる。
写真で分かるとおり、高圧電線が工場に引かれている。大電力を消費することがわかる。
この電気はここから北に約30キロのところにある東通原発から潤沢に供給される。
北朝鮮の核保有についてはいろいろと推測されているが、この大電力の必要性を考えると、可能性は非常にうすいと思う。
北朝鮮の核保有に関しては、ぼくはどこの国の情報も信用できないと思っている。(核保有の定義については微妙なのでいずれまた。)



