2006年03月27日
第110回 現代版“大本営発表”
佐賀県知事と玄海町が九州電力にプルサーマル計画を事前了解。
計画導入に必要な手続きがすべて完了。
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3月27日産経新聞には一面トップ
「準国産エネルギー 基盤整う」
先日の志賀原発差し止め判決の“仕返し”でもするかのような大仰な見出しである。
このタイミングで計画を強行するのも、この大仰な見出しも、計画の本丸である再処理工場の最終試験入りへの布石だろう。
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プルサーマルの図説は、核燃料が何度も再利用されるかのような、電力会社お仕着せの代表的な“まやかし系”である。。
MOX燃料が当分外国製であることも記されていない。
一方、朝日新聞の図説は、輸入MOXを使うことも、MOX燃料がOne Wayで終ることも示している。この違いはとても重要だ。
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しかし、いずれも使用済みMOX燃料については触れていない。
新聞で“使用済みMOX”の文字を、ぼくはまだ肉眼で発見していない。
そもそも原子力問題の根っこは、廃棄物の問題を軽視・無視しながら原子炉に火を灯したことにある。
貯まりに貯まってどうしようもできなくなり、“プルサーマル”などという造語までこしらえて延命策を謀っている。
この計画は、当面廃棄物をこねくりまわして“時間稼ぎ”と“責任回避”をしようというだけなのだ。
でも金が動く。交付金も降ってくる。
こりゃ、やめられまへんわ。
そして廃棄物はもっとたちの悪いものに化ける。
プルサーマルの廃棄物。
新聞・メディアは廃棄物の問題をふたたび無視している。
小学生でもわかる原子力の最大の問題をなぜ見ないのだろう。
くりかえすが、プルサーマル計画(核サイクル計画)は、息詰まった原子力政策の延命策であり、またついでに資本も肥やそう!というものである。
戦前の“形式”は、原子力において“反復”されている。戦争が“反復”される前に、すでに“反復”は始まっていたのである。
参考拙記事
大東亜共栄圏構想と核燃料サイクル構想
http://senzafine.livedoor.biz/archives/50365863.html
原子力ミニコラム 第91回
http://senzafine.livedoor.biz/archives/50346972.html
参考記事:JANJANより
使用済MOX燃料は出て行く先が無い
http://www.janjan.jp/living/0601/0601077425/1.php
人類にとって未経験、『発熱し続ける核燃料』
http://www.janjan.jp/living/0601/0601238125/1.php
(また長くなってしまった……)






