2006年06月27日
ジャック・プレヴェール 潮の満ち引き

プレヴェールと聞いて映画『天井桟敷(Les Enfants du paradis)』や、シャンソン『枯葉』に思いあたる人は文学通といってよいのでしょうか。
でも彼が絵画作品も残していることを知る方は少ないのでは?
とは言っても、彼の作品はほとんどが大家の有名な絵画や、手近な絵はがきや写真などのコラージュ(貼り合わせ)です。
しかしそこに文学者ならではの諧謔や風刺の精神が利いています。
「潮の満ち引き」はいかにも美しい作品ですが、どなたかの夜の海辺の絵に、仰向けに寝ている女性の絵を切って貼り付けたものだと思います。
作品の意味は説明するまでもないと思います。
ところで、この作品では月光が海に輝くのがきれいです。
ムンクの絵画では「月の舌(moon tongue)」は官能の象徴として多くの作品に描きこまれています。
僕がよく見ているギリシャのサントリーニ島のウェブカメラで、とてもきれいに月の舌が写っていたことがあります。
このウェブカメラは何年見続けても飽きません。
今の季節だと東京の午前11時〜12時ころに夜が明けます。こちらの深夜に夕暮れの海が見られます。
サントリーニ島 santorini.net
http://www.santorini.net/home.html
同上 カルデラ・ビュー
http://www.santorini.net/caldera.html
同上 ヴォルケーノー・ビュー
http://www.santorini.net/volcano.html



