2006年07月11日
女川原発の呆れた話。でもちゃんと怒ろう!
昨年、2005年8月16日の宮城県沖地震で、東北電力女川原発は、3基すべての原子炉が停止し、1号機はいまだ停止中、2号機は今年の1月まで、3号機は今年の3月まで停止していた。
これらの停止にはどれも定期検査の予定を前倒しして組み入れてあるというので長期に及んだのだが、それにしても長かった。
なにしろ想定外の大地震に見舞われたのだからさぞかし丁寧に点検しておいでなのだろう、と思いきや、あいかわらず手抜きに抜かりはなかった。。。
2005年の2月に保安院は全国の原発事業者に対し配管の検査体制を見直すよう指示していた。2004年8月の美浜3号の死亡事故を受けてである。
にもかかわらず女川1号で今年の5月になって配管5カ所で減肉が確認され、6月には2号機の気体廃棄物系配管で減肉によるとみられる穴が見つかった。
再度、保安院は配管の肉厚管理を徹底するよう求め、これを受けて調査した結果、さらに1号と2号で1カ所ずつ、必要最小肉厚を下回る減肉が見つかった。2号機が停止。
ここまでやってしまえば社内総出で規律を正そうとするのがフツーの会社である。
なんとその後3号機の定期検査で、配管に記載された番号が図面と122か所(朝日新聞)で違っているなどのミスが発覚。
いくら身内とはいえ、さすがの保安院もこれには堪忍袋の緒が切れた。
結果、保安院は東北電力に対して、3号機の定期検査に、安全管理サイテ〜の「C評定」を付けた。
「ロボコン0点〜」である。
3号機は停止。けっきょく女川原発は今、3基とも停止中。
あまりのひどさに呆れてしまうが、呆れたあとちゃんと怒ろう!
やはりこんな会社(会社が悪いのか、原子力が悪いのか)放っておくと、殺されてしまうと思う。こんなことに慣らされてはいけない!
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