2006年11月20日
「沖縄原発」の現実味
この結果からもっとも危惧すべきは,沖縄への原発誘致だと思います。
仲井真氏は,旧通産省の元技官,沖縄県副知事,沖縄電力の社長,会長であり,地元経済団体の役員も歴任しています。
そもそも知事というのは原発に関して異常なほど強い権限を持っているのです。
沖縄に原発なんて,まさか!と思う方も多いでしょうが,原発誘致を甘く見てはいけません。
沖縄に原発を導入する話はすでに数年前からあります。
いや,もうすでに決まっているのかもしれません。
原発誘致の話というのは,いつもそんな風にやって来るのです。
沖縄は土建屋権力が非常に強いということ,
それに高失業率と不景気という追い風が吹いています。
何しろ,原発はキング・オブ・公共事業です。
公共事業の決定版,なのです。
1基で数千億という金が動くのです。
日本では沖縄電力だけが原発を持っていません。
原発を持ってこそ確固たる電力会社,という思いこみが,沖縄電力には,無いとは言えないと思います。
そして,沖縄には100万キロワット級の炉ではなく,数十万キロワット級の小型原発が想定されています。
ガス炉などの種類ではないでしょうか。
全世界に売り込む新型原発のデモンストレーションとして“沖縄”が狙われている可能性が,非常に高いと思います。
沖縄の人は,原発に関してうといというのが現状です。
とにかく,今回の知事選で,沖縄への原発誘致は,多くの条件が揃ったと思うのです。



