2007年05月15日
日本周辺の海面水温が上昇。なぜか?
その中でも,特に日本海中部の温度上昇が最も高く,世界平均の3倍強です。
真実は分かりませんが,原発の温排水の影響がきわめて濃厚ではないでしょうか?
御存知の通り,日本海沿いには原発がずら〜りと並んでいます。
西から,玄海4基,島根2基,美浜3基,高浜4基,大飯4基,敦賀2基,志賀2基,柏崎刈羽7基,泊2基。
それだけじゃありません,韓国の原発もたくさんあります。
韓国の東海(トンヘ)沿岸には,南から古里(コリ)原発4基,月城(ウォルソン)原発4基,蔚珍(ウルチン)原発6基。
合わせてなんと,43基!
温排水をかなり大ざっぱな数値で計算します。
(かなり呑んでいるので,計算間違いがあるかもしれません)
平均をとって1基70トン/秒だとします。
稼働率は70%だとします。
日本海・東海に排出される温排水は1秒間に2107トン。
1日で1億8204万4800トン。
1年間で664億4635万2000トン。
これだけの温排水(海水温+平均7℃)が流れ出るのです。
狭くて浅い日本海・東海ですから,そりゃ〜温まりますよ。
ちなみに日本の国土全体で1年間に約6500億トンの降雨があるそうです。
日本の河川の年間総流量は約4000億トンです。
原発の温排水の量がいかに凄いかおわかりになりますか!?
ちなみに,原発は世界に400基以上ありますが,日本と韓国,台湾以外の原発は大部分が内陸にあり,河川から冷却水を取っています。
原発は冷却塔から湯気を吐いているイメージがありますが,日本の原発に冷却塔はありません。
海に直接,熱を流しているからです。
冷却塔は河川の少ない水量で冷却するために,気化熱を利用しています。
150万キロワットの原発でも,取水量はおおよそ2トン/秒です。
(これはフランスのCivaux 原発のdata)
だいたい半分が気化して湯気になり,河川に戻すのは1トン/秒です。
これが良いかどうかは別として,とにかく日本海・東海ほど原発の温排水が集中している内海はないでしょう。
今回の調査で,日本海中部が1.6度と最も高かったというのは,原発を疑わざるをえません。
記事;朝日新聞
2007年05月15日19時49分
日本周辺の海面水温は、100年当たりで世界平均(0.5度)の2倍強の0.7〜1.6度の割合で上昇していることが気象庁の調査でわかった。
1900年から昨年までの船舶による観測データを新たに解析した。日本海中部が1.6度と最も高く、四国・東海沖北部が1.3度、山陰から中国、九州が1.2度など西日本で高かった。同庁は、上昇率が同程度の地上気温が影響している可能性があるとみている。



