2007年07月28日
マグニチュード8、数値にならない破壊力
「ガル」というのは加速度の単位で、地震の強さを表現する単位です。
同じように、「カイン」という単位を使うこともあります。「カイン」は速度のことです。
ただ、「ガル」にしろ「カイン」にしろ、母数は「時間」です。
つまり「揺れが続く時間」というのがこれらの単位では捨象されるのです。
地震が1秒で終わろうとも数分続こうとも、最大値でしか表現されません。
浜岡原発をねらっているマグニチュード8超クラスの大地震になると、経験的に、揺れは数分続くと考えられています。
「大地震」が本当の破壊力を発揮するのはそれです。
先日、M8は中越沖地震M6.8の64倍のエネルギーだと書きましたが、そのエネルギーというのは、揺れの強さだけではなく、要するにこの揺れの継続時間の違いに現れるのでしょう。
阪神大震災は約20秒でした。それであれだけの破壊でした。
浜岡原発は震度7に数分間もさらされることになるかもしれません。
M8は「想定内」ですから、それでも中部電力は「100%安全」と言うのでしょうか。
今回の中越沖地震では原発に数十カ所の破壊がありました。
さいわいどれも致命傷にはならなかったようですが、
確実に同時多発破壊があったわけです!
揺れが継続していたら、その多くが致命的な破壊(=炉心溶融)につながる可能性があります。
運転中の原発は、飛行中の航空機と同じです。ひとつの傷でさえも命取りになり得ます。
原発 同時多発破壊の恐怖!
http://senzafine.livedoor.biz/archives/30463445.html



