2008年03月31日
紺屋町のおばちゃんの精密検査の結果
このブログで何度か登場したことがある「紺屋町のおばちゃん」は、数週間前、ひどいめまいがするというので医者に診てもらいました。
CTを撮ったら、なんと悪性の脳腫瘍だと言われました。それ以来、本人はもちろん親戚一同、しばらくたいへん辛い時間を過ごしていました。
僕は脳腫瘍に関する本を読んだり友人の医大生に手術の方法や治療の種類など、いろいろと訊いたりしました。
そして今日、治療方針を決めるため大学病院で受けたMRIの診断結果が出ました。
余命宣告も覚悟していたおばちゃんが聞いた診断結果は、なんと、初診のCT写真が別人のものだった、というもの。
MRIには何も写っていなかったので、おかしいと思った大学病院が初診の病院に問い合わせ、わかったのだそうです。
安堵の後には疲れがどっとこみ上げてきました。
この医療ミスはやはりたいへん罪深いものです。場合によってはこの間に自殺してしまうということもあるでしょう。あるいは手術して頭を開いてみてはじめてわかったということもあるかもしれません。なにより複雑なのは、おばちゃんとCT写真を間違えられたもうひとりの逆の立場の人のことを考えたときです。
しかし、この間いろいろと調べたり考えたりしましたが、たとえ脳腫瘍であろうと、ガン=死と考えるのもまた間違いだ、と思いました。そのことを、その人に伝えたいような心境の今です。


