2008年07月10日
トリカスタン原発(フランス)でウラン溶液が漏れた(追記あり)
フランス、南仏(Saint-Paul-Trois-Chateaux)にあるトリカスタン原発でウラン溶液が河川に漏れたもようです。
Le Figaroによると、
漏れた量は30立方メートル。ASN(原子力安全機構?)は住民にとっては微量だと言っているが、知事はボレーヌ、ラパリュ、ラモット・デュ・ローヌの3地域には河川の水の利用を禁じた。
Euronews 動画ニュースもついてます
参考
EDF トリカスタン原発
加圧水型90万Kw 4基
GoogleMapで見るトリカスタン原発
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続報がありましたら、追記します。昼休みに急いで調べたので、誤訳などがあったらすみません。
追記
Le Monde 7/9/2008
原子力当局はトリカスタン原発のウラン投棄に直面し、安心するようにのぞんでいる
およそ360kgのウランが、7月7日から8日にかけての夜、ボレーヌ市に接するトリカスタン原発から環境中に放出された。事故は、アレバ社の子会社ソカトリ社の設備の中で突然起こった。その会社は、同じ施設に建設されたユーロディフ濃縮工場で扱われたウランの汚染除去と回収を保証している。1リットルあたり12グラムのウランを含んだ30立方メートルのウラン溶液の流出事故の状況はいまだ解明されていない。(誤訳があったらお許しください)
フランス2のニュース(7/11追記)
フランス2とドイツZDFのニュース(7/12/20:37追記)
追記 7/13 17:32
日本ではようやく12日の東京新聞夕刊でこの事故に関する記事が見つかりました。大手新聞は一通り目を通しましたが、報道されていません。
事故を起こしたソカトリ社の核施設のことを、ル・モンドではたぶん核濃縮工場と書いてあると思うのですが、東京新聞では(核)再処理プラントと書いてあります。
フランスの民間で放射能観測と情報発信を行っている機関CRIIRADの報告によると、ソカトリのプラントからすぐ下流のガフィエール川で9日に採取したサンプルからウラン236が検出されたそうです。これは原子炉の中で生成される物質ですから、事故を起こしたのは、新燃料を扱う濃縮工場ではなく、使用済み燃料を扱う再処理施設であろうと思われます。(ウランのアイソトープの天然比率は、太陽系のなかではどこでも同一です。)



