2004年08月04日
浜岡原発で作られる貝殻粉砕肥料
冷却水の取水口には、船と同じように貝が付き、それがあまりに増えると吸水量が落ちます。そのため定期的にそれを取るのですが、その量がなんと年間2000トンにもなるそうです。
夏場には放置するとひどい悪臭を放ち、処理に困っていた浜岡原発では、それをつぶして有機肥料にしました。(御前崎の農家で実際に使っているかどうかは未確認ですが、PR館ではこのように販売しています。)

確かに取水塔は原発の排水が出る場所とは違いますが、そんなに離れているわけではありません。排水には、放射能が含まれていると考えられます。
原発震災を防ごうHP/原発がどんなものか知ってほしい/放射能垂れ流しの海
http://genpatsu_shinsai.at.infoseek.co.jp/hirai/page7.html
たとえば、原発内作業員の放射能で汚れた防護服は、中部電力の下請け会社が3号機の地下で洗浄し、その汚水は海に流してるという話を聞いています。
ですから取水塔といえどそこの貝には放射性物質が含まれていることが考えられます。そんな肥料を使うのはとんでもないことだと思います。(もっとも放射性物質を海に放出していること自体はるかにとんでもない話です)
そしてそんな肥料を使うことによる危険性と、使っているという噂による風評被害が危惧されます。浜岡(御前崎)の産地の名前が書いたお茶やみかんは売れなくなってしまいます。

実はこの貝殻粉肥料の問題は柏崎原発でもあったそうです。柏崎ではさすがに地元で肥料に使うには問題があるということで、長野県の坂井村という過疎の村へその話を持っていきました。ところが坂井村の村民はそれが柏崎原発から出たものだということを聞いて拒否したということです。

浜岡町は、隣の御前崎町と合併し、2004年4月1日から御前崎市になりました。なぜか人口も予算も浜岡の方が多いのに、名前は御前崎になり、原発の名称は「浜岡原発」のままです。
これには様々な風評被害からの回避が図られているのではないかということが考えられます。

中部電力浜岡原発 貝殻処理施設(貝殻肥料生産)について
http://www.chuden.co.jp/hamaoka/DETAIL/topic5.html
